「30年後の同窓会」を見て地元に帰りたくなった
ミニシアターでのアルバイトを始めて初の休日。
せっかく手に入れた特権を活かさない手はないと朝から張り切ってバイト先へ制服を持たずに向かいました。
見る作品は働きながら目星をつけて合ったので悩む必要はありません。
映画館のチケットコーナーで「お!ポンタップル君!」と呼ばれるのは不思議な感じでしたw
本題へ行きましょう。見た作品は「30年後の同窓会」
原作はポニクサンの「LAST FLAG FLYING」
監督はリチャード・リンクレイター、主演はスティーブ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーン
僕は映画に詳しい訳ではありません。詳しくなりたくて映画館でのバイトを始めたと言っても過言ではないのです。
ローレンス・フィッシュバーンは僕が大好きな「マトリックス」に出ているので知っていましたがほか2人はさっぱりでした。
「マトリックス」に関してならある程度語れる自信があるのでいつかここで書ければ嬉しいです。
あらすじ
物語はドク(スティーブ・カレル)がサル(ブライアン・クランストン)の営むバーに訪れることから始まる。翌日2人はミューラー(ローレンス・フィッシュバーン)が牧師を務める教会へ行く。3人は海兵隊としてベトナム戦争を共に戦った戦友であり終戦してからは別の道を歩んでいた。
30年ぶりの再会を喜ぶがドクはどこか気持ちが暗い。決心したようにドクは2年前に妻を癌で亡くした事、一人息子のラリーが2日前イラク戦争で戦死した事を明かす。
ドクは2人に息子の遺体の引き取りに付いてきて欲しいと頼み旧友3人の旅が始まる。
30年ぶりの再会、当然初めはお互いぎこちない。昔はかなり奔放な性格だったミューラーはキリスト教に触れることで敬虔な人間になっている。そんなミューラーが気に食わないサル、昔から成長を感じないサルに失望するミューラー、間に挟まれているドクは憔悴している。見ているこっちが先が思いやられる。
そんな三人ですが時間が経つにつれてだんだんと口が悪くなりしょうもない冗談を言い合い昔の仲に戻っていく。
見ていて地元に帰りたくなりました。
僕は現在地元を離れて一人暮らし、大学で友達も出来て楽しく過ごしていますがやはり高校時代の友人と会いたくもなります。
大学は自分が動けばやりたい事はほとんど出来ますがその分自分の時間が増える事を大学生になってまだ2ヶ月程ですが感じています。
ほとんど一日中同じ空間で過ごし文化祭に向けて休日も学校に集まりしょうもない話をして笑い合ったあの時間はこの先味わうことはもうないのでしょう。
青春を共に過ごした彼らとはこれからも繋がりが切れることはない。
その事を「30年後の同窓会」を見ていて確信できました。
30年後、旧友と思い出に浸りながらしょうもない下ネタで盛り上がれる日が楽しみです。