大学生のミニシアターブログ

大都会トーキョーから中都会ナゴヤへ出た稀有な大学生の日記

貴乃花親方とお会いしてメディアを信用できなくなった

先日僕はかの平成の大横綱貴乃花親方に稽古をつけて戴く機会に恵まれました。

そのこと自体についても十分に書きたいのですが今回は別のことについて

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皆さんは去年の暮れから今年の4月頃まで連日ワイドショーで騒がれた「日馬富士関暴行事件」を覚えておられるでしょうか。

世間はもう忘れてしまったと言っても良いでしょう、先場所の名古屋場所で事件の渦中にいた貴ノ岩関が十両優勝を果たすもテレビはノータッチでしたから。。

 

僕はあの事件、実を言えば日馬富士関側の人間でした。

もともと日馬富士関の大ファンだからです。

嘘であって欲しい、そんなことするはずないという気持ちから自然と「これはきっと嵌められているんだ」と考えてしまいモヤモヤが貴乃花親方への敵意のようなものにすり替わっていました。

事件の真相ははっきりと分からないままに日馬富士関は引退。

 

これで事件は終わりかと思った矢先、マスコミの矛先は貴乃花親方へと向きます。

マスコミは貴乃花親方の事を叩きに叩き、八角理事長との確執などどんどん新しいネタを掘り下げ批判していきました。(今ここでは私的な意見は避けます)

 

日馬富士関の引退の影響がある僕は自然と一連の報道を僕はどうしても貴乃花親方批判の目で見てしまいました。

 

しかしあの報道の仕方はそういったバイアスのかかってない人、特に相撲に興味もない人でもそういった目でみてしまったことでしょう。

毎日毎日同じネタで同じ人物を批判している映像を見たらどうしてもそうなります。

僕も日馬富士関が叩かれる姿をテレビで見ているのはつらかったです。

 

「お前らはあの美しいせり上がり、低く鋭く刺さる立ち会い、寄り切った後に見せる器の大きさをちゃんと見てもいないくせに」と

 

当時の貴乃花親方ファンの方々の心中は察する余りあります。

 

 

さすがにもう貴乃花親方への鬱憤のような感情は一切なく、今回の親方の訪問はうれしいなんてものじゃ有りません。

あの大横綱がわざわざ来てくださる、稽古を見てくださる、、、

 

楽しみと同時に怖さもありました。

 

テレビで見る親方は口を真一文字に結んで険しい顔をしている映像ばかり。

メディアは親方のネガティブキャンペーンしかしていないためどうしたって良い印象が出てこない。

 

 

 

いざお会いするとそんなイメージはすぐ吹き飛びます。すぐです。

柔らかい物腰、静かだけでもはっきり聞こえる話し方、大学生の僕らにすら敬語で接してくださる。

かと言って弱々しさは一切なくものすごい熱量をヒシヒシと感じます。

 

うまく言えませんがスケールが違います。人としての。

僕は初めてこんな人に会いました。

 

お話しして何より感じたことは全く燃え尽きていないことです。今も猛々しく燃えています。

高貴な野心家と言うのが正しいでしょうか。ついて行きたくなりました。

 

 

 

 

 

 

世間に染みついてしまっているイメージが全くの誤解であることは誰でも会えばわかります。

しかしそれが出来ないがために今の状況があるのでしょう。

現状を作ったのはマスコミですが現状を覆せるのもマスコミしかいません。

 

僕は数時間ご一緒させて戴いただけでファンになってしまいました。

日馬富士関のことは今でももちろん好きです、相撲を自らするようになって改めてすごさを感じています。罪を憎んで人を憎まずです。

 

マスコミのイメージが一気に悪化し貴乃花親方の株が急上昇したそんな出来事でした。

改めて貴ノ岩十両優勝おめでとうございます!

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